HDDデータ復旧ソフトとはどのような仕組みになっているでしょうか。
パソコン上で誤って削除してしまったデータを復旧させてくれるソフトウェアです。
仕組みは難しくありません。
パソコンのHDD上に保存されているファイルは削除したとしても、その大半のデータが残っていて、一部を補完してやるだけで復旧するのです。
ソフトウェアを起動すると、HDD内部を解析します。
そして、ファイルの断片だと想定されるデータをピックアップしてくれます。
その中から自分が復旧させたいファイルを選ぶのです。
データの一部、例えばファイル名などが消えている可能性が高いですから、その部分は自分で入力しなければなりません。
無料で使用できるソフトウェアもたくさんありますから、一度試してみてはどうでしょうか。
本当に必要になった時に使いやすいかどうかを確認するためです。
ただ、このようなソフトウェアで復旧できるHDDデータはトラブルのごく一部です。
つまり、操作ミスによってデータが消えてしまった時の対応に限られています。
HDDが物理的に壊れている場合にはソフトウェアではどうにもなりません。
読み取れる部分をできるだけ残すために正常なHDDにコピーする機能を持っているソフトウェアもあります。
いろいろなタイプがありますから、使い分けを考えることが大切です。
実際にトラブルになってみなければ、どのような除隊かを判断することはできません。
どのソフトウェアを選択するかの判断は難しいでしょう。
選択する時のポイントはできるだけ自動で復旧してくれることです。
いくつかの選択肢を表示して、その中からユーザーが選ぶ方法もありますが、どれを選べばいいのかを判断できるユーザーなら、間違ってファイルを消したりすることはなくバックアップを確実に取っていることでしょう。
つまり、素人に専門用語で問いかけても答えられないのです。
それがわかっていないソフトウェアの開発者が少なくありません。
機能的には十分なのですが、ユーザーインターフェースの面で大きなマイナス点がつくでしょう。
無料のソフトがたくさんリストされているサイトでいくつかをダウンロードして使ってみてください。
自分でも使えそうだと感じたら、そのソフトで十分でしょう。
