
データレスキューセンターは壊れたHDDデータを復旧させるサービスを提供しています。
ただ、どのようなHDDデータでも復旧できるわけではありません。
インターネットを検索してみると、
たくさんのHDDデータ復旧サービス業者がありますが、
その中でどこが一番いいのかを判断することは簡単ではありません。
ただ、いくつかのポイントを押さえておくことで、
本当に必要になった時に利用できるところを選ぶことができるでしょう。
まずは、すべてのHDDデータを復旧できると表現しているなら、
それは間違いなく嘘でしょう。
物理的に破損したHDDの場合は復旧することができませんし、
必要なデータの一部が別のデータで上書きされている場合も復旧することはできません。
詳しいことを説明せずに、
HDDデータ復旧のメリットばかりを強調している業者が多いことを示しているのです。
まず、復旧できないのはどのような状況かを
きちんと説明している業者でなければ利用すべきではありません。
また、他の業者にはできなくても
自社であれば復旧できると表現する場合もちょっと怪しいと考えましょう。
基本的な技術は同じですから、復旧のための特別な方法があるわけではないのです。
もちろん、所有している設備やスタッフの数などによって対応範囲は変わります。
それが業者の違いになっているのです。
データ復旧の事例を確認しましょう。
それから、過去の実績も重要となります。
HDDデータの保存方法は技術の進歩とは関係なく、初期のころから変わっていません。
現代はそれが高集積化されているにすぎません。
つまり、これまでたくさんの復旧を行ってきた業者が信頼できると考えていいでしょう。
最近できた会社であれば、信用できないでしょう。
インターネットに掲載されている情報だけでは最終的な判断はできません。
一つ注意しておかなければならないのは、料金です。
基本的には成果報酬型です。
データを復旧できて初めて支払いが発生します。
調査だけで費用を請求するような業者を利用しないようしましょう。
HDDだけの対応ではなく、SDカードやUSBメモリーも復旧できる業者もありますが、
HDDとは媒体が違いますから、必要とされる技術も違います。
どのような媒体でも対応可能ですという表現も疑ってかかるべきでしょう。